2014年12月3日水曜日

【ニュース】大気汚染アラーム

一気に寒くなりましたね。
この季節になると一番面倒くさいのはもちろん台北の冬名物、だらだらと止まない雨ですが、もう1つ大変なのは空気が更に悪くなることです。

元々とても良好とは言えない台湾の空気が、冬には中国大陸からの東北風に運ばれて飛来した汚染物質のせいで、更に悪化していきます。
汚染の主因となるのは浮遊微粒子ことPM10PM2.5です。
実際今朝ニュース見たら、昨日南部地域のPM10濃度が基準値の1立方メートル当たり150マイクログラムを超えて、300マイクログラムにも及びましたことが報道されました。南部の産業が主に重工業であることもありまして、やはり東北風の影響も大いにあると言われました。
こういった物質は気管、肺臓などの呼吸系統に付着し、健康に悪影響をもたらすことはすでに明らかになりました。

市民によく空気質の状況を知ってもらうために、環保署(日本の環境省に相当する)のサイトでは、PM10PM2.5の観測値が時間単位で更新されます。
http://taqm.epa.gov.tw/taqm/tw/Pm25Index.aspx

これからお出掛けの前に、天気予報を見るほかに、空気質も確認しておきましょう。

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